富山軌道線電停めぐり
10.桜橋 さくらばし
所在地:富山市本町10・11
桜橋電停全景 |
桜橋を渡るデ7000形 |
荒町に続き、ビル街の中を走って行くとある電停です。「桜橋」とは旧神通川の松川にかかる橋で、その名の通り春には遅い桜が咲き乱れます。この電停の西側にある桜木町は富山でも有名な歓楽街で、夜は随分賑わうそうです。これと逆に東側は普通の住宅街でして、桜橋の南詰から道を入って行くと宮本輝の「螢川」で有名になったいたち川と合流します。ちなみに、いたち川って天然の川じゃなくて、松川と常願寺川を結ぶ用水路らしいですね。それでも、常願寺川までは田園地帯を通りますから、螢も充分見れるでしょう。この合流点辺りは「木町の浜」と呼ばれてまして、昔は材木の積み下ろしもやったそうです。
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